【メイン】セイナ


年齢:17歳(本編年齢)
性別:女
身長:159cm
出身地:ビャクヤタウン(旧:サクラタウン)
一人称:私
二人称:貴方、君
身分:学生
トレーナーランク:なし(駆け出しトレーナー)
手持ちポケモン:ザード(リザードン♂)、タスタス(ノクタス♀)、サーナイト(ナイト♀)、ランターン(ランラン♂)、ルカリオ(リーオ♂)

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ビャクヤタウンに住むごく平凡な少女。モノクロ地方協会長クールの家に居候している。
クールの息子であるテイルとシャドウとは幼馴染み。
ポケモントレーナーではないため、街の高校に通っている学生であり、ポケモンは所持していない。

一見すると、大人しい平凡な性格に見えるが、実際は少々卑屈気味で自己肯定感が低い。困り事や感情の整理がつかない場合は笑って誤魔化してしまい、自分の感情をあまり表現したがらない。
自分よりも周囲を優先し、積極性はそこまでなく、手間のかからない『イイ子』であろうとする。

学校帰りにポケモンに襲われそうになったところを、ハーヴと名乗る謎の喋るポケモンに助けられ、彼(?)から『クチハテの神殿』なる場所へ連れて行って欲しいと依頼を受ける。
その場に居たテイルからの後押しもあり、夏休み期間で開催される『サマートライアルシップ』に参加する形で、ポケモントレーナーとして、モノクロ地方をテイルとハーヴと共に旅することとなる。

九年前、街の人間が全てが『消失』する事件に巻き込まれ、それまでの記憶を喪失している。
事件後は協会長の家に居候となる。記憶喪失当初はひどく臆病な性格だったが、時間が経つにつれて年相応な少女へと変わっていく。
しかし、四年前のある事件をキッカケに『手間のかからないイイ子』であろうと努めるようになり、現在のようなやや大人しい性格となった。

▼四年前の事件について
材料不足で普段の薬を服用できずに体調を崩していたテイルを見かねて、本来は強いポケモンを所持したトレーナーのみ許可されている、ビャクヤタウンの裏山へと足を踏み入れる。
みがわりぬいぐるみ等の道具を駆使して野生ポケモン達から逃げおおせつつ、薬に必要な木の実を採取するも、帰り道で裏山のぬしポケモンと遭遇してしまう。
ぬしポケモンから逃げきれずに絶体絶命のところへ、セイナを探しに来たテイルが間一髪で間に合い、ぬしポケモンを追い返して事なきを得る。
しかし、無理をした体でセイナを探しに来たテイルは、家に着いたところで再び倒れてしまう。
本来は訪れてはいけない場所にきてしまったことで、心配していたはずの人に更に無理をさせてしまったことは、セイナの心に暗い影を落とした。
周りに迷惑をかけたことによる代償を重く見たセイナは、これ以降、周囲や彼(テイル)に迷惑をかけないようにと、『イイ子』でいる決意するのだった